ストライカーユニットに足を入れた後、引き抜いたときに出てくる足は入れた本人の足か?
【アンケート】 哲学的に考えて、ストライカーユニットに足を入れた後、引き抜いたときに出てくる足は入れた本人の足か?
— タマ三郎 (@Tama3r0) 2016年11月14日
要するにそういうことだ。
ここでは実際にどうなのかを考えてみたい。
では早速。
おそらく『本人の足である』を選んだ人は何も考えずに「足を突っ込んで出したのだから本人の足だろ」という程度だろう。だが、水に足を突っ込んでも、出てきた足が同じ足であることなど証明できないのだ。
『本人の足ではないと断言はできない』を選んだ人も、上記に加えて「まあ、こうやって聞いてるんだから単純なことじゃないんだろ」程度だろう。
おそらく『本人の足だとは断定できない』も同じだ。
僕の考えとしては『本人の足ではない』だ。
ストライカーユニットでの足の処理としていくつか考えられる。
- 1、入れた時の足を切断、保存しておき、同じものを抜いた時に繋げ直す。
- 2、異空間との間でも連結は保たれており、ただそこに存在していないだけ。
- 3、「異空間」という名前のストライカーユニット内部の物理的空間に収まっている。
- 4、入れた時に足を切断し、抜いた時に瞬時に再生している。
- 5、そもそも足なんてものは存在していなかったのだ。
最初にあげた画像によると『異空間に収納する技術』とある。
よって、4番は考え辛い。
また、5番は僕の扱える範疇にない。
1番だった場合、体にとっての<自己>とは、「常に生命活動により変化している<自己>」であり、足にとっての<自己>とは、「ある点で切り取られた変化しない<自己>」である。
この二つは排反である。
つまり、両方とも<自己>と認めることはできず、一方を<自己>と認めれば、他方は<非自己>である。
よって1番であれば『本人の足ではない』
2番だった場合、収納しているのは『異空間』である。『異次元』と書かれなかったということは同一次元のどこかなのだ。
つまり何かしらの手法で体と足を接続しているのだが、ウィリアムズ博士の実験でもわかるように、物理的につながっていても少しの動きで壊れてしまうのだ。だのにネウロイと戦闘をしても問題ないのだから、これは考え辛い。
3番だった場合、文句なく本人の足である。だが、そうだとしたらわざわざ「異空間に〜」という説明をする必要はないのだ。
だから、『本人の足ではない』のだ。
そうは言っても、どれもこれも「魔法があるから」と言われれば敵わないのだが、僕は次の作品辺りで魔法を疑ってストライカーユニットの使用に否定的なウィッチが登場してくれないかな?なんて思っている。
(おいそこ!「魔法力疑ってたらウィッチになれない」とか言わない!)